コナンの映画1年延期になってたけど、待っててよかったと思えるいい映画だった!
一言じゃ語り尽くせない濃厚な人間ドラマを見た後に流れてくるエンディングの曲も最高だったよね!
東京事変の歌ってる曲だよね!また聞きたくなってきた!
2020年4月公開予定から、コロナの影響もあって延期になっていた名探偵コナンの劇場版「緋色の弾丸」が2021年4月に満を持して公開されました! 主題歌に関しては、1年以上前に発表されていたこともあって、映画のCMや様々なところで耳にする機会も多かったんですけど、映画を見てから聞き返してみると新たな発見が!
東京事変がアニソン! という部分もかなり気になるところだと思うので、そこら辺も触れつつ、永遠の不在証明の曲の魅力を掘り下げていきます。
こちらの記事はこんな人にオススメ
・永遠の不在証明の作詞・作曲者が気になる
・永遠の不在証明が劇場版の物語をどのように表現してるのか気になる
こちらの記事を読み終わった時には、また緋色の弾丸を見に行きたくなるし、何度も主題歌である永遠の不在証明を聞き返したくなること間違いなしです!
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活動11年目にして、初のアニメ主題歌
名探偵コナン劇場版である緋色の弾丸の主題歌を東京事変が担当すると、2020年3月ごろに聞いた時は正直驚きました。これまでアニソンというイメージが全くなく、どんな曲になるんだろう? と驚いたのをよく覚えてます。
アニソンというイメージが全くないというのも当然で、今回、東京事変というバンドを調べてみたら、2003年に結成され、解散、復活を経た11年の活動の中で、アニメ主題歌を担当したことは一度もなかったんですよね。
メンバーは入れ替えを経て、現在は以下の5名
亀田誠治 ベース
浮雲 ギター
刄田綴色 ドラムス
伊澤一葉 キーボード
東京事変は椎名林檎さんを中心に、2003年に結成されたのですが、その経緯が強烈なんですよね。2003年頃って椎名林檎さんはソロでもかなりの人気ぶりを誇ってまして、突然バンド!? と驚いたんですが、実はこの当時、引退を考えるほど、音楽活動のモチベーションが下がっていたとのことで......バンド活動を自身の活動の起爆剤にするという経緯で結成されてます。世界中、バンドは星の数あるものの、こういった形で結成されたバンドは他に類を見ないんじゃないでしょうか。
結成後は2003年~2012年まで、シングル7枚、アルバム5枚をリリースしつつ、ライブツアーも行ってと精力的に活動! その中で先鋭的だと感じたのが2010年当時、まだまだCD主流の中で、配信限定シングルも発表されたりと常に先を見て活動されてる一面もありました。
2012年に一旦解散するも、約8年の時を経て、昨年2020年に「再生」と称して復活! 復活元年となる2020年はドラマ主題歌3曲を担当され、復活前と変わらぬ勢いを感じさせる活躍ぶりでした。今年、2021年は10年ぶりとなるフルアルバム音楽の発売も予定されてまして、今後の活動からも目が離せません!
永遠の不在証明の作詞・作曲者は?
名探偵コナン劇場版の緋色の弾丸の主題歌である永遠の不在証明はメンバーのどなたが作詞、作曲されたのか気になったので調べてみることに!
作曲:椎名林檎さん
先程、東京事変はアニソンのイメージがなかったと触れていたのですが、椎名林檎さん自身は何曲かアニソンの作詞、作曲を手掛けられてまして、これまでにBEM、昭和元禄落語心中、源氏物語千年紀 Genji、アイドルマスターシンデレラガールズの楽曲制作に携わられてます。
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ちなみに今回の永遠の不在証明は椎名林檎さんが作詞、作曲ともに手掛けられてますが、東京事変って、楽曲制作方法が面白いバンドなんですよね。
解散前の活動初期は発表する楽曲のほとんどを椎名林檎さんが手掛けていたものの、途中からはメンバーも作詞、作曲へ参加するようになり、途中、椎名林檎さんが全く参加しなかったこともあったりと変幻自在な雰囲気を醸しながら楽曲を制作されてます。
バンドというと作曲専門、作詞専門なメンバーが1人いて、その人によってバンドの世界観が構築されてる場合も多いんですけど...... 東京事変に関しては、メンバーごとに空気感の違う楽曲を制作されてるので、過去にリリースされてる曲を順に聞いていくと同一バンドとは思えない表情豊かな楽曲たちに出会えるのでオススメです!
永遠の不在証明は現世を反映した聞く度に感じ方が変わる曲
名探偵コナン劇場版である緋色の弾丸の主題歌 永遠の不在証明なんですけど、サラッと通して聞くと、今回の主役である赤井秀一のことを歌っているかのような、詞に耳が向くんですよね。今回の劇中でも、複数の顔を使い分けて活躍してたんですが、大学院生である沖矢昴、FBIの赤井秀一と2つの立場で、正体を隠しつつ活動している様子がパッと目に浮かびました。
そんな第一印象だったんですけど、聞きこむうちにこれは!って発見がありまして、歌詞の一部で今回の犯人たちのことにも言及してるのかなと思われる部分が......本編では登場キャラが言葉を交わす中、言葉足らずがきっかけで、15年越しの事件に繋がってしまっていたことが判明する展開もあり、まさにそこら辺を巧みに表現されてるのに唸らされましたね。
正直、この曲って緋色の弾丸の映画を見る前に聞いても、練り込まれた秀逸な曲で聞き入ってしまうんですが、映画を見終わった後だと、このフレーズはもしかして? と色々と思い当たる部分が次々と出てきて、楽しみ方が変わる曲となってます。
そんな名探偵コナンの映画主題歌として、1曲で何粒も楽しめる曲ではあるんですが、映画主題歌という枠を外して聞いてみても面白い曲なんですよね。
キレイだけど切ないピアノの音色は人の世の儚さを感じさせてくれるし、歌詞の「御座形な言葉も凶器となる」ってフレーズは昨今、話題になるSNSのことにも通じる気もするし、見聞きする人によって、映るものが変わる鏡のような不思議な魅力をもった曲だと感じました。
緋色の弾丸という映画は見た人なら分かると思うんですが、色々な意味で東京が騒然とするお話だったので、まさに東京事変というワードがピッタリとハマる作品なんですよね。
永遠の不在証明という曲単体でも、十分に楽しめる作りこまれた楽曲ではあるのですが、名探偵コナンの映画を見ることでさらに楽しめる1曲となっているので、まだ見れてないって人にはあわせてオススメしておきます!
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