アニソン専門アーティストではないもので
なかなか紹介する機会がなかったんですけど
この夏放送してる京都寺町三条のホームズの
テーマソングを担当されているということで
良い機会なので曲の聴きどころと共に紹介してみようと思います!
作品紹介記事はこちら
参照:https://wagakkiband.jp/discography/detail.php?id=1015632
1.和楽器バンドってどんなバンド?
2013年にボーカルの
鈴華ゆう子さんの呼びかけで集まった
メンバーで結成されたようですね。
尺八、箏、津軽三味線、和太鼓の和楽器に
ギター、ベース、ドラムの洋楽器
そこにボーカルという8人編成みたいです。
最初のうちはニコニコ動画への投稿からスタートし
翌年には単独ライブを行ってるんですが
このテンポの速さが凄いなと。
そこからは1年のうちに
ボカロカバーアルバム発売
パリで行われたJAPANEXPOで海外公演
オリジナル楽曲を映像シングルとして発売と
2014年は怒涛の一年だったようですね。
2015年にはミュージックステーションに出演
2016年には武道館でライブと
年を重ねるごとに広がっていっているようで
2018年の1月には
横浜アリーナでも単独ライブを行ってます。
ここまで4年間で活動の幅を
かなり広げているので
次はどんな場所でのライブを見られるのか
気になるところじゃないでしょうか!
和楽器バンドを詳しく知りたい方はこちらもどうぞ!
2.この曲の作詞、作曲は?
メンバーも多いバンドなので
作詞、作曲はどうなってるんだろうと
気になったんで調べてみることに!
今回の細雪に関してはギターの町屋さんが
作詞、作曲共に担当されてます。
これまでリリースされた曲に関しては
曲によってボーカルの
鈴華さんが作詞、作曲されたり
他のメンバーが制作してることもあって
1つのバンドなのに多彩な曲が聴けるのは
そういった部分からだったのかと納得でした。
アルバムの収録曲で既に発売されてる音源で
元々、今回タイアップしてる作品のために
書いたというよりは作品にあってるから
起用されたってとこもあるのかもしれませんが
町屋さんが作詞、作曲された曲では
初のアニメのテーマソングのようです!
本当に曲によって世界観も雰囲気も
全く違うと思うので気になる方は
今回の細雪が収録されてる
アルバムであるオトノエを聴いてみるのも
良いかもしれませんね。
3.細雪はどんな曲?
さて、肝心の曲の話なんですけど
和楽器と洋楽器が共に奏でられてると
洋楽器単独の曲と比べて
かなりふんわりと柔らかい雰囲気になりますね。
個人的にはロックが好きってのは
様々な曲紹介で書いてきてるんですが
どうしても洋楽器での感情表現というと
大雑把な感じになりがちな印象で
日本人らしい微妙な感情の機微とか
そこら辺を伝えきるには物足りない部分も
あるような気もしてたんですよね。
そんなことを考えてた時に
偶然、戦国無双の主題歌だった
和楽器バンドの曲を聴いたわけなんですけど
そこら辺のモヤモヤがスッキリと解消した気がしますね。
古来から日本人と共に文化を形作ってきた
和楽器を使うと洋楽器だと表現しきれない
細やかな心情とかその辺りを曲の中に描くことができて
これまでの音楽とは違ったものになるんだなと。
ここ最近、音楽に限らず和の要素を含む物に
注目が集まってる気がするんですけど
やはり無意識の部分に日本の文化ってのが
反応してるのかもしれませんね。
今回の曲に関してはMVも制作されてまして
アルバムのタイトルであるオトノエを
表現した内容になっているのか
音に合わせて様々な物が墨絵のような雰囲気の絵柄で
現われて消えてという具合で視覚的にも
楽しめる映像になってると思います。
ちなみにこの細雪はダブルタイアップになってまして
京都寺町三条のホームズの他にも
秋に公開予定の映画「恋のしずく」の
主題歌にもなってるそうで
アニメと映画と2作品の主題歌ってのは
なかなかないケースだと思うので
改めて注目されてるバンドなんだと
実感するところじゃないでしょうか。
頻繁にアニメ主題歌を担当してるわけではないので
次回はいつ聴くことができるか分かりませんが
どんな曲を聴かせてもらえるのか楽しみなところですね。
オトノエ公式サイトはこちら
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